-
ハンギングバスケットには自由な動きのある植物を使ってワイヤ製のバスケットには、培養土がこぼれないように水苔を使う。
似ているけれど少しデザインの違うバスケットをペアで用いることで、6株の植物を1鉢に飢えるよりもおもしろい表現ができます。寄せ植えのデザインでは、変化の中に統一感を与えることが大切。コンテナの材質やデザイン、草花の色や形などの要素をどれかひとつ統一すると、コーディネートしやすくなる。また、「空間を飾るバスケットはこぢんまりさせるとつまらないので、横に自由に伸びる植物で、動きのある軽やかさを演出しよう」。テラコッタなどのコンテナとはひと味違う植物選びをしたい。バスケット栽培に適した品種
【ミムラス】
鮮やかな黄色やオレンジの花が人気で、苗もよく出回り始めた。開花期は6~9月、半日陰でも次々に花を咲かせる。まとまりのよい草姿で扱いやすいが、表情が乏しくなりやすいため、動きのあるものと組み合わせる。【ビデンス オーレア】
従来のビデンスよりも横張り性が強く先端がだらっとしない。花つきもよくて冬でも開花するほど上部な多年草。ハンギングの定番として使われるアイビーなどのかわりに、このようなポイントにも注目したい。【白花とシルバーリーフのシックで個性的なコーディネート】
寄せ植えのポイントとして使うことの多いシルナーリーフをメインにして、全体を白と銀色という無彩色でコーディネートした。シックで個性的な寄せ植えになっている。
もうひとつのポイントは、線形に近い葉をもつ植物ばかりを集めている点。
「かなり大きく育っている株でも、茎葉が細くまばらな感じになると、ふわふわして重苦しさがありません。コンテナの中で互いに住み分けているので、マーガレットの下葉がなくなっていても気にならないでしょう?」
大きさの異なるコンテナで、主役の草花もつがうのに、みごとな統一感があることに驚かされる。【糸葉マーガレット】
マーガレットはふつう羽状に深い切れ込みのある葉形なのに対し、線形の葉で花はおくらか小型。茎先がよく分枝して花つきはとてもよい。従来のタイプより軽やかな印象を生かして使いたいです。【ゼラスチウム】 花よりも葉の観賞価値が高いもののほうが多いシルバーリーフの中で、花もかわいらしく素朴な雰囲気があります。普通は横に広がるように伸び、寄せ植えの縁取りに使うのもよい。成長が速いため、4~6月の開花後に草姿を整えます。

